タコの丸かじり

和田誠さんのようにセンスよくなりたい。ということで、東海林さだおさんの丸かじりシリーズをトレースしてみる。シリーズ一作目「タコの丸かじり」。これは和田誠さんが装丁をしていると思われ。人のイラストはショージさん、タコとタイトルは和田誠さん・・・だと思う。

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それじゃ、な。

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて、色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレースして111カットでフィニッシュ! 「平均点は駄目でも、ツボにはまったら起爆力がある、そのツボを鍛えなくちゃね。それは一見したところ不安定な生き方のように見えるけれども、馬ごみの中にいたって、思ったよりも安定はしない。ただ、劣等生は独特な鍛え方をみずから買って出ないと駄目」とのこと。…

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おしまいに

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレースして110カット目。明日でおしまい! ・・・ちょっとは和田誠タッチを手に入れられたかな? 「劣等生は本線を捨てちまう。下積みで、この程度に生きられればいいや、なんて思わないこと。そのかわり、上積みも狙わない。本線とはちがうコースがみつかるといいんだがね。たとえ本線に所属していても、…

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自分の生き方の軸

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「人間は、結局、ここだけは死んでもゆずれないぞ、という線を守っていくしかないんだ。その、ここだけはゆずれないぞ、という線を、いいかえれば、自分の生き方の軸を、なるべく早く造れるといいんだがなァ」とのこと。

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球威をつける法

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「自分の軸というものを持つと、同じ行為をしても、球威が出てくるんだ。それで自信も出てくる。スーパーマンではないけれど、ツボにハマると強いということになるね」。

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変人タイプの方がゴツくて確かな肌ざわりがあるね

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「人間というものは、水平にバランスがとれているものじゃなくて、皆、どこかにかたよっているんだよ。ただ、そのかたよりかたが、仕事と関係のあるところでかたよっていると、変な人と思わない。仕事でないところでかたよっていると、変人だ、ということのになるがね」とのこと。

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桜島を眺めて

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「物事をなめるから、仕事もできるんだな。お調子に乗って、人工の街を作ったり、人工の文明を作ったりする。その仕事が、はたして人間の将来にとって、いいか、わるいか、それを別にすれば、我々は、物をなめることで、クソ自信をつけ、毎日小いそがしく働いていくことができるのかもしれないね」。…

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お母さま方へ

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「人間は、二代、三代、長い時間をかけて造っていくものですから、どうぞそのおつもりで、子供を産み、育ててください。自分の世代、これから造る子供の世代、その子供の世代、リレー作業で、良い体質を造っていく。それがお母さま方の、またそのお嬢さん方の、一番大切なお仕事でありましょう」との…

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バランスというのは

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「一見、バランスをとって、堅実にやっているように見えて、実はただの守り腰になっていることが多いんだ。再々いうように、守り腰だけでは勝てないんだからね。で、チャンスを見とって攻めて出る勇気も必要だし、物事を大きく正確につかむための広い心も必要になるね。バランスというのは、自然の風…

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野良猫の兄弟

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「はじめ、俺は、警戒心の強い臆病猫は生き残るんじゃないかと思った。積極的な猫は、危険なことにもたくさんぶつかるはずだからね。ところが、ちがうんだ。臆病猫は、長生きできなかったよ。どうして死んだかしらないが、とにかく災厄に出会ってしまったんだな」。

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少年よ大志を抱け

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「どのコースをいくんでも、目標は最高のところにおきたい。なるべく、最高とはどんなことなのか、それがわかっていた方がいい。そうなると、当然、不充足が生じるだろう。今の自分に対する不充足は、大切にしようね。将来のバネになりうるから」とのこと。

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最高の生き方

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「人は誰でも、意識するしないにかかわらず、本当は、きわめてぜいたくでわがままな望みを内心に抱いているはずなんだ。もうひとつの理性でセーブしているだけで、何事によらず満足していない。この世に満足できるものなんか、本当はないはずだよ。満足しているとしたら、いいかげんなところで手を打…

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弱点というものはべつの長所を産むもの

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。100カット目!! 「弱点から入った方が、自分を認識しやすい。そうして、始末しなければならぬ弱点、始末をつけやすい弱点、始末するよりもべつの点でカバーした方がよい弱点、この三段階くらいにわけて考えていくんだな」。

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欠陥車の生き方

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「俺の場合、努力型じゃないといっても、自分でえらんだコースなら、凝るということなんだ。怠け者というのはたいがいそうで、嫌いなことをやらないというだけなんだな」。

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愛するということの裏生地は軽視

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「本人が、自分の欠点のために必ず不幸に見舞われること。そうでなければ他者が愛してもくれず、笑ってもくれない。しかしこの不幸は、ピエロの体技と同じことで、見た目ほどのことではないようにしつらえる」。

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つけ合わせに能力を

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「芸人が、よく自分の欠陥を逆手にとって売り物にするね。あれは舞台でスポットライトを浴びているときの効果を計算しているから、あのまま日常に持ち込むと、卑しくなる。けれどもね、魅力という部分に、影のように寄りそっているのは、欠落、乃至弱点なんだな」とのこと。

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甘んじて軽蔑を受ける

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「自分の一病をこれだと決めて、この一病だけはしかたがないから、養っていくよりしようがないとなったら、なにしろ君は息災でも病人にはちがいない。つまり、はんぱ人間だね。まァ大体の人ははんぱ人間なんだけれどもね。で、はんぱ人間なんだから、完全人間の誇りは捨てることだね。その一病に関し…

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一病の持ちかた

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。「一病息災というのは、まずその一病(短所)と、ちゃんと向かいあうというところからはじまるんだな。ここが大事なところなんだがね」。

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生きにくくてなやむくらいでちょうどいい

和田誠さんがロットリングで描くような絵が描きたくて。色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんの絵をトレース中。ロットリング使いづらい・・・。「家の中に住んだり、電車に乗ったり、カレーライスを食ったり、お風呂に入って歌を唄ったり、そういう人並みなことというものは、すでに普通じゃないんだから、それに見合う苦を自分でひろってかなきゃならない」とのこと。

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一病息災

和田誠さんのような絵が描けるようになりたくて、色川武大著「うらおもて人生録」に描かれた和田誠さんのイラストカットをトレース修行。「俺たち、戦争を知っているからね。見渡すかぎり焼け跡で、ああ、地面というのは、泥なんだな、と思ったんだね。そのうえに建っている家だとか、自動車だとか、人間だとか、そんなものはみんな飾りであって、本当は、ただの泥なんだ、とあのとき知ったんだ」。

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