スープとポタージュの違い

フランスではスープとはポタージュの中の1種類。日本ではサラサラしている汁物がスープでトロッとしているのがポタージュと別物扱い。なんでこんなことになったのか? どうもイギリスが原因のようで・・・と言いますのも17世紀の英語の料理書にはポタージュとスープというふたつの単語が、はっきりと区別しないで使われている由。なので、スープがポタージュを意味するフランス語なのか、ポタージュがスープを意味するフラン…

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コーンスープ和食説

今朝のスープはコーンスープ。おいしい。ホッとする。おなかにたまる感じ。スープって食事なのですよね。僕にとってスープと言えばコーンスープというイメージがありますね。スープの定番。スープのスタンダード。と思っていたのですが、それは日本だけのようで。ある方のブログを読んでいましたら、次のような記述が。その方の夫はイギリスの方。彼女が作ったコーンスープを食べてイギリス人の夫曰く「コーンスープってステキな…

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西洋ではどのような形であれ朝食にはスープは出ない。

おはようございます。スープの絵ばかり描いていましたら、スープが飲みたくなりまして(単純ですね)、コンビニで買ってまいりました。トマトのポタージュ。ずー。おいしいです。ずずーっ、あぁ~・・・、このイラストほど具は入っておりませんが、おいしいです。トマトの味がします(当たり前ですね)。いいですね、朝スープ。えーと、パッケージに「温朝食のススメ」とありて、曰く「カラダが芯から温まると、元気が湧いてきま…

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チャウダーとは湯沸かし器

チャウダーはフランス語で大鍋の意味・・・だと思ったら「いやいやチャウダーは湯沸かし器のことだよ」という説あり。湯沸かし器だったのかぁ。ボイラーですね。ということでございまして、「湯沸かし器」という名前のスープ。それがチャウダー。

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レストランとはスープである。

かつてレストランはスープだった・・・どういうことかと言いますと「レストラン」という言葉は「スープ」を意味したのだそうです。・・・わかりづらいですよね・・・えーとですねー 「レストラン」は「スープを食べられる店」ではなくて「スープ」そのものズバリ。「レストラン」は「場所」ではなくて「料理名」。その料理は何かというと「スープ」・・・ということらしいです。食欲をそそる軽い健康的な料理を「レストラン」と…

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奉仕されるのではなく、奉仕しなさい。

スープとシチューの違いは「具の大きさ」であーる。なるほど。確かにシチューは具が大きい。では、何故スープは具が小さいのか? それはおそらく、食す人みんなに均等に行き渡るようになのではないか知らん? スープの元の平等。前にも書きましたがトマトの入ったスープ「ミネストローネ」の語源はラテン語の「ministrare」。意味は「奉仕する」。「non ministrari sed ministrare」と…

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第104回 月例 らくご温泉

さてさて毎回宣伝させていただいています、東京は大田区、池上にあります銭湯、久松温泉さん2階で行われております落語会「らくご温泉」。おかげさまで少しずつお客さんが増えてまして、20人ぐらいのお客さんに来ていただけるようになりました。噺家さんもよろこんでおります。・・・僕が最初に、この落語会を観に行った時に、あんまりにも情報が少なくどんな落語会かも分からず「お客が僕一人だったらどうしよう・・・」と怯…

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完成ちゃん

野菜やお肉をコトコト煮込んでできあがった出汁、それがブイヨン。そのブイヨンに、また肉やら野菜やらを入れて、またまたコトコトコットン煮込みまして、アクをこまめにすくって、焦がした玉ねぎなんぞを入れて、できあがる琥珀色のスープ。それがコンソメなんだだそうです。・・・ブイヨンを作るのも手間なのに、さらにもう一手間かけたのがコンソメなのですね。コンソメの意味が「完成された」という意味なのもうなずけます。…

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スープとはブイヨンである。

スープというのはつまりはブイヨンなのではないだろうか説。フランス料理のダシですね。ブイヨンの作り方は、えーと、牛のすね肉が4kg、牛の脛骨が2kg、鶏を1羽、鶏がら6羽分、タマネギ2個、ニンジン3本、さらに香味野菜を大量投入。それを弱火で1日、こまめにアク取りしつつ煮込めば完成。これで10リットル分のブイヨンができあがり。作ってみたい。けど、そんなに大量に作ってどうすんだ。この手間を考えると固形…

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スープとはダシ汁

つまるところスープとはダシ汁だと我思う。英語で言うとブイヨン。・・・英語なのかな? うーんと・・・スイマセン、フランス語でした。フランス語で言うところのブイヨン。お肉とお野菜をコトコトコットン煮込んで旨味が溶け出した汁、それがスープなのであーる。ちなみにそのお鍋全体のことを「ポトフ」というのだそうです。ポトフって言い方が悪いですけど要はダシガラなんですね・・・。えーと、さらにちなみにポトフもスー…

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かつてパンは固かった。

かつてパンは固かった・・・時は中世、ヨーロッパ。えーと、どうやらパンはまとめて焼いておいて、保存食としていたようです。なので、日持ちをさせねばならず、固く焼いていたようで。なるほど。その固い固いパンを切り分けて、どうにかこうにか食べようとスープに浸してやわらかくして食べていた・・・ということで、スープとパンは切っても切れない関係・・・というか切っては浸す関係だったみたいでございます。

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チャウダー

フランス語で釜や大鍋のことを「chaudière」と言うらしいです。発音はチャウダー。・・・アメリカのスープ「チャウダー」の名前はここから来ているのか知らん? そういえばアメリカではグラタンのことを「キャセロール」と言いますが、「キャセロール」もたしかフランス語で「蓋つき鍋」の意味だったはずです。あれですかね、アメリカの方は鍋の名称を料理名にするの好きなのですかね? ・・・あのー、むか…

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長崎ソップ

かつて日本ではスープのことは「ソップ」と言っていた。で、長崎には「長崎ソップ」というのが残っているようで。えーと、キャッチコピーが「出島のオランダ商館で食されていた味わいを現代風にアレンジ。長崎の魚がたっぷり入ったスープ」だそうです。そうなんだ、海鮮スープなんだ。「ソップといえば鶏ガラスープ」ってわけじゃないんだ。

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ワインにパンを浸しても、それはスープ

スープの語源はラテン語のスッパーレ(suppare)。その意味は「浸す」。どうもスープは「汁」のことじゃなくて「浸して食べるパン切れ」のことだったみたいですね。かつてスープとは、パンだった・・・。調べてみると、むかしはパンが固くって何かで、ふやかさないと食べられなかったみたいです。ワインにも浸していたようで。ですから、あのー、ワインに浸したパンもスープです。・・・ややこしいですが。

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ちゃんこ鍋とフランシスコ・ザビエルの関係

フランシコ・ザビエル御一行様とともに日本に伝来したのじゃないか知らんと思われるスープ。当時は「ソップ」と言っていたらしいです。で、お相撲さんが食べる、ちゃんこ鍋。ちゃんこ鍋の別名を「ソップ炊き」という。この2つに関係はあるのか? 調べてみる。えーと、ソップ炊きの「ソップ」はやっぱりオランダ語のスープ「soep」かららしいです。ソップ炊きは鶏ガラを煮込んで出汁をとったスープ。ということは、フランシ…

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スープとフランシスコ・ザビエルの関係

スープはフランス語でsoupe。英語だとsoup。ドイツ語だとsuppe(ズッペ)。スペイン語やポルトガル語だとsopa(ソパ)だそうで。で、日本ではなんと言っていたのか? えーと、スープが日本に来たのは天文18年、西暦1549年・・・なんでこんな具体的な年がわかるの? と思ってさらに調べてみたらフランシスコ・ザビエルら一行が鹿児島に来てキリスト教の布教をはじめた年みたいです。室町時代。なるほど…

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ポタージュの「ポ」

ポタージュの「ポ」はポットの「ポ」。potですね。お鍋。鍋で煮出したものは、総じてポタージュと言うみたいです。ちなみに、ポトフの「ポ」もポットの「ポ」みたいです。

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スープとはパンのこと

スープの種類のひとつがポタージュ。だと思っていたら逆で、ポタージュの種類のひとつがスープなのでした。では、そのスープとはどんなものなのか? えーと、具材は何を入れても良いみたいです。野菜の切れ端とか残ったベーコンとか。ごった煮。で、パンを浸して食べるものらしいです。堅くなったパンを入れて、パンのおかゆみたいにして食べるのがおフランス流なんですって。それでですね、もともとこの「お汁につけてたパン」…

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スープとは?

トロトロしているスープがポタージュ・・・だと思っていたらそれは間違い。サラサラしているポタージュもある。へー。で、さらに細分化していまして、サラサラポタージュ「ポタージュ・クレール」でも、暖かいのが「ショー」、冷たいのが「フロワ」、ゼリー状のものが「ジュレ」。トロトロポタージョ「ポタージュ・リエ」でも、ピューレ状なのが「ピュレ」、小麦粉とバターと生クリームで「クレーム」、卵黄が入ると「ヴルーテ」…

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ポタージュとは?

スープとポタージュは何が違うのか? 「さらさらしているのがスープ、とろみがついたのがポタージュ」だと思っていたのですが、調べてみたら違いました。さらさらしたポタージュもあるようで。えーと・・・さらさらポタージュは「ポタージュ・クレール」、とろとろポタージュは「ポタージュ・リエ」というそうです。ということは日本で言うポタージュは「ポタージュ・リエ」ですね。で、さらに調べてみますとポタージュはフラン…

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