「ドリア」っていったい何なのさ?

 さて、「ドリア」っていったい何なのさ?でずっと調べているのですが、見つけました、ドリア。日本のサイトでは見つけられなくて、海外のサイトで発見。Cucumber Soupとありまして(キュウリのスープですね)「Crèm Doria」との表記あり。えー、僕のつたない英語力で読んでみました。えーと、キュウリと玉ねぎをみじん切りにしてバターで炒め、お米と水を加えて炊く。で、卵とクリームを加えてできあがり・・・みたいな感じだと思われます。おそらくこれがイタリアはジェノバの貴族「ドーリア家」が好きだったドーリア風のスープなのではないでしょうか? で、あるならば1つ謎が解けました。それは、横浜のホテルーニューグランドの初代総料理長サリー・ワイルさんが「ホテルに宿泊していたある銀行家が体調を崩し、料理長に何か喉が通りのよいものを作ってほしい、とリクエスト」されたので作ったのが、今、ふつうにドリアと言われているものだと言われています。しかし「喉の通りがよいもの」と注文されて、ごはんの上にホワイトソースとチーズをかけて、こげるまで焼いたあのドリアを出したら、おそらくお客さんから「お前はバカか?((c)出川哲朗)」と言われると思うんですよ。風邪ひいて体調悪くて喉が痛いって言ってるのに、カツ丼を出してきたぐらいの衝撃だと思われます。そこが謎だったのですが、このキュウリのスープでしたら納得です。というわけで、あくまで僕の推測ですが、サリー・ワイルさんが作ったドリアはこのキュウリのスープだったのではないかいな? ・・・けれど、なんで今のドリアの名前がドリアになったかは謎のままなのですが・・・。

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