フランスではスープとはポタージュの中の1種類。日本ではサラサラしている汁物がスープでトロッとしているのがポタージュと別物扱い。なんでこんなことになったのか? どうもイギリスが原因のようで・・・と言いますのも17世紀の英語の料理書にはポタージュとスープというふたつの単語が、はっきりと区別しないで使われている由。なので、スープがポタージュを意味するフランス語なのか、ポタージュがスープを意味するフランス語なのかわからなくなっちゃったみたいです。なるほど、17世紀から定義が曖昧なのですね。ちなみにこのイラストは玉ねぎを赤ワインで炒めてバゲッドを浸したもの。これはスープなのでしょうか? ポタージュなのでしょうか? おそらくですが、パンが浸してあるので、スープだと思います。たぶん・・・。
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