「見られる」という感覚

僕の外見は、なんというか・・・普通です。世に言うイケメンではなく、えーと、ぱっとしない感じです。「日本むかし話に出てくる子供みたいな顔」と言われたことがあります。・・・他人は言いたいことを言いますよね。過日、テレビでビジュアル系ロックバンドの方曰く「女の子と付き合う秘訣は、自分のことを見ている娘に声をかければいいのさ」と言っていました。それを聞いて「その必要条件の『自分のことを見ている娘』がいない人はどうしたらいいんだよ!」と憤りました。やっぱり、カッコイイ人は目立つので見られるのでしょうね。「見られる」って感覚がわからないものなー・・・。さて、最近ウォーキングを始めました。このイラストのようなウォーキングする人っぽい格好をして歩いております。そうしましたら、感じるんですよ。視線を。チラチラ見られる。チラチラ。それも、見ているのが女の人だけではないのでした。男の人からも見られる。「これかー、人から見られるという感覚は」と思いつつも「何? 何で見るの? この格好、変?」とか思っていたのでした。が、わかりました。皆さんの視線は僕の顔を見ていないのでした。上半身も見ていない。足を見ているのです。妻に「何故みんな我が足を見るのだ?」と問えば、答えて曰く「あなたの足はタイツを履くと美脚なのではないかいな?」とのこと。なるほどー。そうなのか、僕は美脚だったんだ。46歳ではじめて知りました。「今更知ってもなぁ感」がちょっとありますが・・・。

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