
化学調味料の味はわかるのか?
食べログなどの評価で「化学調味料の味がキツくて舌がピリピリした」などと書いている方がいますが、果たして化学調味料の味というのはわかるのか? ということで、化学調味料をいろいろと味わってみました。方法は化学調味料をお湯に溶かして飲むというシンプルな方法。試した化学調味料は、ほんだし、ハイミー、いの一番、アジシオ、昆布茶、マギーブイヨン、コンソメ、丸鶏ガラスープ、創味シャンタン、ウエイパー。以上、10種類。「昆布茶は化学調味料じゃないでしょー」と言われそうですが、入っているんですよ、グルタミン酸ナトリウム。なので、昆布茶を入れてチャーハンを作ると、おいしいですよ。で、10種類飲んで、その感想。おいしい。それぞれ、おいしい。さすがに10種類も飲むと、化学調味料らしさは、ぼんやりとですが、わかってきます。で、一番、化学調味料らしさを感じたのは、ズバリ、ほんだし。これぞ化学調味料といった感じのお味、香り。塩も砂糖も入っているので、とてもおいしいです。「緑のたぬき」とか「どん兵衞」とかのインスタントのカップそばも「ほんだし」使ってるんじゃないかなぁと思ったのだけれど、どうなのか知らん? それとは逆に「昆布とカツオブシでダシを取ったみたいだ」と思った・・・というか、正直に言えば、味を薄く感じたのが、いの一番。お上品でした。というか、やっぱり、ダシって味がしないものなのだと思います。溶かすだけでおいしいという時点で何かしら調味料が入っていると思って間違いないです。「昆布のダシが効いている!」っていう人は、おそらく、昆布茶の味のことを言っているんじゃないかなぁと思いました(ちなみに昆布茶には塩も砂糖もすでに入っています)。で、他にもいろいろ書きたいですが、とりあえず、結論。化学調味料の味はわかるのか? ・・・わかりません!(個人の感想です) ・・・えーと、溶かしただけの化学調味料なら、訓練すれば、わかるかもしれませんが、これに、しょう油や味噌なんかで味付けされて、野菜やら魚やら肉やら入れられた日には、全くもってわからないという確固とした自信があります。ということで、化学調味料の味がわかる方、あなたの舌は、優れています。おみごと! 僕には無理そう。

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