美味しんぼを読む

美味しんぼを読む。第8巻。冷やし中華の話。銀座で一番美味しい冷やし中華を食べに行った主人公の山岡士郎、お客さんで混雑している店内で店員にも聞こえるような声で曰く「スープが駄目だ。ろくにダシを取ってない。使っている酢は化学的に作った酢酸や氷酢酸を水にといて糖類などを添付して作った合成酢だから、香りがきつくて、味がベシャベシャだ。そしてこの化学調味料の使い方のすさまじさときたら舌が麻痺するぜ! おまけに砂糖を嫌というほどぶち込んでくれてこれじゃシロップだよ。麺にのってるキュウリは農薬づけで、いがらっぽい。薄焼きタマゴは鶏卵自体が薬漬けだから生ぐさい。ハムときたらいろんな肉の寄せ集めで添加物の固まりのプレスハム。麺は質の悪い粉を使って腰を出すために、カン水の使い過ぎで、まあ重曹くさいこと。おまけに卵を使っているように見せるために黄色く着色しているぜ!」・・・山岡士郎が食べログをはじめても、僕は読みたくないですね・・・。

hiyashi_chuka.jpeg

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック