中国では小麦粉のことを「麺(ミェン)」と言う。なので、餃子も焼売もラーメンも肉まんも小籠包も、全部「麺」。で、「麺」をこね合わせた料理を「餅(ピン)」と言う。「餅」の料理法は「蒸す」「焼く」「揚げる」「茹でる」の4つに分けられる。それぞれが「蒸餅(ツエピン)」「焼餅(シャオピン)」「油餅(イウピン)」「湯餅(タンピン)」。で、「なんで中国では餃子を焼かないのか?」の謎なのですが・・・僕の調査結果。中国では、餃子は茹でて食べる「湯餅」用に作られた料理なのだと思います。焼いて食べる「焼餅」用に作られた料理ではない。茹でる用の餃子(水餃子)は、生地が厚く、ヒダが多い。茹でたときに生地がモチモチ食感になるようになっており、かつ、中身が外に流れ出ないような作り。で、焼く用の餃子(鍋貼)は生地が薄く、ヒダが少ない。焼いた時に、生地が薄いので火が通りやすく、パリパリの食感に焼けて、かつ、中の肉汁が流れ出ることにより、味にコクが出る・・・以上のような理由が「中国では餃子は焼かない」という理由なのではないでしょうか・・・こちらからは以上です!
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