餃子 = 珉珉

餃子の「ミンミン」ってお店は、調べてみると全国各地に何だかいっぱいありまして・・・本家本元は、戦後間もなく渋谷にできた「珉珉羊肉店」のようで。大阪にもある「珉珉」は、その渋谷で修行された方が大阪で開いたお店のようで。で、大阪の 「珉珉」はチェーン展開に成功したようで。その大阪の「珉珉」のお店が増えたので「ニンニク入り餃子」が全国に広まったという説がありました。ある得ますね・・・餃子って本当はニンニクを入れないものみたいなので・・・。というか、当時の日本人は、餃子自体を知らなかったみたいですね。「餃子っていったい何?」って感じだったみたいです・・・。で、東京は赤坂にある「珉珉」は元祖渋谷の「珉珉羊肉店」の暖簾分けになるみたいで。正当に店名を受け継いでいるようで。で、宇都宮にも「珉珉」ってお店があったのですが、そちらは「東京で珉珉という店が流行っているから、餃子屋やるなら、珉珉だな」というのでつけたお名前だそうで・・・大らかな時代ですね。が、その後、なんだか宇都宮の「珉珉」さんは店名で、いろいろと、もめたみたいで。で、宇都宮の「珉珉」は、今は「みんみん」みたいです。平仮名表記。ひらがなみんみん。で、検索してみると、東京だけでも、あちらこちらに「ひらがなみんみん」があるんですけど、これらは「宇都宮みんみん」と関係しているのかなぁ・・・調べきれない。富山県にもあるなぁ・・・「みんみんフーズ」って。あのー、ある世代の方にとって、餃子と言ったら、イコール、「みんみん」なのですね・・・。ちなみに、この「珉珉」ってお名前は、渋谷に店を開いた高橋さんの中国人の奥さん、陸温珉さんのお名前の「珉」からつけられたんだとか。奥さんを「ミンミン」って呼んでたのかなぁー。ラブラブな店名だったのですねー。いいエピソードですね。

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